2014年2月18日火曜日

GP Bikes 鈴鹿サーキットのMODが登場


GP Bikes公式フォーラムにて鈴鹿サーキットMODが公開されました。


制作はフランスのnoss69さんです。



これまでにもいろいろなコースMODを試してきましたが、ここまで見栄えと完成度の高いコースはありませんでした。















コースの起伏、傾きの再現度が高く、コース外のオブジェクト一つ一つが高品質でとても良く出来ています。
バナーは8耐仕様になっていますが、コース脇のクレーン車や最終コーナー外側の仮設スタンドなどはF1仕様になっています。

コースレイアウトはF1で使われている4輪用ですが、ヘアピン後の2輪専用シケイン、最終コーナー手前の4輪とは別の2輪専用シケインが設置されています。

2輪専用シケインはパイロンで仕切られていますが、走行することもできます。


鈴鹿サーキットをバイクゲームで走るのはPS2のツーリスト・トロフィー以来ですが、GP Bikesのシミュレーターらしい挙動で走るとやはり楽しいですね。
ただ、鈴鹿はどのレースゲームで走っても上手く走れない苦手なコースなので、攻めて気持ちよく走れるようになるにはかなりの練習が必要になりそうです。

路面はスムーズで変な段差や凸凹もなく走りやすく、コース外のオブジェクトがたくさんあるのでブレーキングの目安も見つけやすそうです。

コースはわずかなアップダウンやキャンバーなども再現されているので、それらを上手く使って走ればより速く走れるようになりそうです。




有志が制作した GP Bikes 用のバイクやコースのMODは無料で公開されています



コースを追加して走りたい場合は

GP Bikesをインストールして出来る"gpbikes"フォルダ内に"tracks"フォルダを作り、その中に"NC - Suzuka"を入れるとゲーム内でtrack(コース)を選択して走ることが出来るようになります。

 GP Bikes\gpbikes\tracks\NC - Suzuka


バイクを追加したい場合は"bikes"フォルダを作ります
SUZUKI GSV-Rを追加して走る場合はこのようなファルダ構成にします

 GP Bikes\gpbikes\bikes\Suzuki-GSVR



MODの入手はGP Bikes公式フォーラムや、GP Bikesを扱ったフォーラムから出来ます。

GP Bikes Beta4bについて

GP Bikes beta4 が2013年12月15日に公開されました


その後、リプレイの不具合等を修正して GP Bikes beta4b となりました


beta3からbeta4への変更点

Changelog: fix: brakes simulation
fix: slipstream
fix: bike reset
fix: direct connection category mismatch
fix: crash when going to track for a race
fix: send setup changed to share setup
fix: flagman
fix: admin page
fix: xml export
fix: penalties export
fix: free camera speed controls
fix: alpha sort
new: gearbox engine cutoff support
new: gearbox preload support
new: helmet model change option
new: helmet paint support
new: riding styles support
new: dedicated server chat
new: plugins track centerline
new: race start sound
new: setup export
new: replay camera controls setting
new: track help disable option
new: framerate cap
new: autobrake disable option
new: cockpit info disable option

走らせてすぐに感じる変化はブレーキの効きがおだやかで調整が楽になったことです。
beta3まではすぐにブレーキがロックしたり、効きすぎてリアが浮いて前転してしまうことが多かったのですが、beta4ではじわりと効かせたあとに調整することが簡単になり、より安全に楽しく走れるようになりました。

GP Bikesにとって最も大きな変更点は、車両ごとの性能や性格、特性を決める物理挙動設定ファイルが非暗号化され、それぞれの車両に合わせた数値に設定することで、バイクの大きさ、エンジン、タイヤなどの違いを表現することが出来るようになりました。
市販車なら市販車の、レーサーならレーサーの性能や特性をユーザーが設定することで個性を実現できるようになりました。

オンラインレースではサーバーとクライアントの間でファイルの照合が行われるので、誰かが勝手に出力を上げて得をするといった事はありません。

その他にはヘルメットのモデリングが変更できるようになり、ライダーの顔とも言えるヘルメットを、バイクやバイクのスキン(カラーリング)とは別に選べるようになりました。
MODでSHOEIやSHARK等を選んで好きなカラーリングで好きなバイクに乗って走ることができるようになりました。


 2014年2月18日現在 価格は 22 euro となっています。