2013年5月10日金曜日

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その5 ”GP Bikes 実践編”

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その5 ”GP Bikes 実践編”


GP Bikesをインストールして下さい


 Moto GPをテーマにしたバイクゲーム
  GP Bikes (Beta3 無料でも制限付きでプレイ可能)
  http://www.gp-bikes.com/?page=downloads

GP Bikesをインストールしたフォルダに"x360ce 作業編"で作ったファイルをコピー&ペーストします

画像のように
x360ce.exe
x360ce.ini
xinput1_3.dll
xinput9_1_0.dll
がcore.exeと同じフォルダに入るようにします

ここでもう一度x360ce.exeをダブルクリックしてネジコンの操作がx360controllerに置き換えられているかを確認して下さい

 注 GP Bikesでは"xinput9_1_0.dll"必要になります
x360ceのOptionsの設定でxinput9_1_0.dllにチェックを入れると作成されます



GP Bikesのフォーラムから"xinput.dli"をダウンロードします


GP Bikesのフォーラムから”xinput.dli”を入手します

xinput.dli”をgpbikesフォルダ内の”plugins”フォルダに入れます


このxinput.dli”はGP Bikesにxinput方式のゲームコントローラーを認識させるためのプラグインです
xinput.dli”を使うことによって、x360controllerに見せかけたネジコンでゲーム操作が出来るようになります
x360ceの設定でWheelをえらんでいるので、GP Bikesはネジコンをホイール型コントローラーとして認識します



ゲームを起動してゲーム内でキーの割り当てをする


ゲームを起動します
x360ceが上手く働いていれば「ピーン」と電子音がして教えてくれます

Settingをクリックします

画面左上のCalibrationをクリックします

左上の三角をクリックしてネジコンを選択します
USBコンバーターの4Axes 12Key GamePadと表示されています
ねじり操作部分とアナログボタンをいっぱいまで動かしてください
終わったらOKをクリックしてもどります



キーの割り当てをします
割り当てたキーの頭に"C"が付いていればxinput.dli”が働いてネジコンがx360controllerとして認識されています


Lean ー ねじり操作
Throttle ー アナログ“Ⅱ”ボタン
Brake ー アナログ”L"ボタン
Rear Brake ー アナログ“Ⅰ”ボタン


下の"Add.Input"タブを押してつぎのページに進み
Shift Up ー 十字キー 左
Shift Down ー 十字キー 上

Reset(コースに戻る) ー デジタル”B"ボタン
Change View ー ”START”ボタン
Look Back ー デジタル”R"ボタン



以上は一例ですので好みで変更して下さい

 注 ネジコンのアナログ”Ⅰ”ボタンをリアブレーキに割り当てていますが
DXTweak2とx360ceをつかってアナログ”Ⅰ”ボタンをx360controllerの右スティックの中立から上の動きになるように設定しています
GP Bikesはリアブレーキをアナログスティックで操作していると認識しています

アクセルをアナログ”Ⅱ”ボタン、リアブレーキをアナログ“Ⅰ”ボタンに割り当てていますので、アクセルを親指の先で、リアブレーキを親指の腹で押すことになります

キー割り当てを変更する場合は
ゲーム内の操作=割り当てたいネジコンのボタン が
DXTweak2、x360ce、ゲーム内の操作、ネジコンのボタンで共通するようにしてください


キーの割り当てが終わったら右下のDoneを押して設定をSAVEします

GP Bikesの遊び方については
を一読してみて下さい




ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その4 ”SBK X 実践編”

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その4 ”SBK X 実践編”


SBK Xのデモをダウンロードしてインストール


  SBK X (無料デモ)


SBK Xがインストールされたフォルダに"x360ce 作業編"で作ったファイルをコピー&ペーストします



画像のように
x360ce.exe
x360ce.ini
xinput1_3.dll
がLauncher.exeと同じフォルダに入るようにします

ここでもう一度x360ce.exeをダブルクリックしてネジコンの操作がx360controllerに置き換えられているかを確認して下さい


ゲームを起動してゲーム内でキーの割り当てをする


ゲームを起動します
x360ceが上手く働いていれば「ピーン」と電子音がして教えてくれます

設定が上手くいっていればネジコンの十字キーでメニューの選択
"A"ボタンで決定、右上の”R”ボタンで取り消しの操作ができます

ゲームのモードはSimulationがおすすめです



画面下のメニューを右に送っていってOptionsを選択します



Controllerを選択します


十字キーの左右でJoypad 1を選んだ後に下を押してキーの割り当てをします

Steer Left ネジコン左ねじり
Steer Right ネジコン右ねじり

Rider Weight Down 十字キー 左
Rider Weight Up 十字キー 下
 (ライダーの前後荷重移動)

Change Cameras ”Start”ボタン
Pause ”B”ボタン

Rear Brake アナログ”Ⅰ”ボタン

Gear Up 十字キー 右
Rear View 右上”R”ボタン
Gear Down 十字キー 上

Front Brake アナログ”L”ボタン
Accelerate アナログ”Ⅱ”ボタン

Push to talk ”A”ボタン

以上は一例ですので好みで変更して下さい

 注 ネジコンのアナログ”Ⅰ”ボタンをリアブレーキに割り当てていますが
DXTweak2とx360ceをつかってアナログ”Ⅰ”ボタンをx360controllerの右スティックの中立から上の動きになるように設定しています
SBK Xはリアブレーキをアナログスティックで操作していると認識しています

アクセルをアナログ”Ⅱ”ボタン、リアブレーキをアナログ“Ⅰ”ボタンに割り当てていますので、アクセルを親指の先で、リアブレーキを親指の腹で押すことになります

キー割り当てを変更する場合は
ゲーム内の操作=割り当てたいネジコンのボタン が
DXTweak2、x360ce、ゲーム内の操作、ネジコンのボタンで共通するようにしてください


キーの割り当てが終わったらメインメニューにもどります
そのときにキー割り当てをSAVEするか聞いてくるので”Yes”を選んで下さい

以上で作業がおわりました

これでネジコンをx360controllerに見せかけてゲームを遊ぶことができます



SBK Xについて


デモではSBKクラスのアプリリアかWSSクラスのヤマハR6に乗って
ポルティマオサーキットで3周のクイックレースが遊べます

1000ccのアプリリアのほうが600ccのヤマハより操作しやすいです

Simulationの設定によってはブレーキングでも加速でも簡単に転倒してしまう難しさがあります
操作を丁寧に行ってゆっくり走ってコースをおぼえて下さい

操作になれてくると、フロントブレーキをはなすと同時に車体を傾けることでより強く曲がれたり、車体を起こしながらアクセルを開けてリアタイヤをスライドさせて向きを変えたりする事が出来るようになります




2013年5月6日月曜日

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その3 "x360ce 作業編"

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その3 "x360ce 作業編"


 注 x360ceを使えばネジコンをハンドル型コントローラーとしてゲームに認識させることができて、パッド補正を回避することで自然なハンドリング操作が出来るようになります

ダウンロードしたファイルを解凍してx360ceを起動します


  http://code.google.com/p/x360ce/
   バージョンはどれでもかまいません PC環境に合わせて動作する物を選んでください
  DownloadタブをクリックしてSearchの右のプルダウンメニューから"Featured downloads"をえらんでさらに右にあるSearchボタンをクリックすれば過去のバージョンを選んでダウンロードできます

最初に起動した時にx360ce.iniとxinput1_3.dllを作って良いか聞いてくるのでOKします
PCにつながっているコントローラーに対応する設定をネットから探していいかを聞いてくるのでOKします


ネット経由で設定がみつかれば画面のようにすでにキー割り当てが出来た状態になります

画面左上のControllerタブをクリックしてPCにつないだコントローラーからネジコンを探して選択します
この場合は"4Axes 12Key GamePad"とコンバーターの名前が表示されてネジコンの設定になっていることが確認できます



キー割り当てを変更したい場合や、自動で割り当てされなかった場合は手動で設定していきます

割り当てしたい仮想x360controllerのキーの横にあるプルダウンメニューをクリックして、PCにつないであるコントローラーの軸を選びます
これでコントローラーを操作すると画面上のx360controllerが動くようになります

プルダウンメニューのどの軸を選べば画面上のx360controllerが動くかはPC環境やコントローラー、コンバーターによって違ってくるかと思います
根気よく総当たりでやってみてください

アナログ軸はAxes、ボタンはButtonsから、十字キーはDPadsから選びます

左 Trigger → Axis 2 → ネジコンの左上"L"アナログボタン
右 Trigger → Axis 1 → ネジコンのアナログ”Ⅱ”ボタン
左 Stick  Axis X(左スティック左右) → Axis 3 → ネジコンのねじり操作
右 Stick Axis Y(右スティック中立から上) 右 Axis 6 右 ネジコンのアナログ”Ⅰ”ボタン

Start → Button 4 → ネジコンの"B"ボタン
Y Button → Button 10 → ネジコンの"START"ボタン
B Button → Button 7 → ネジコンの”A”ボタン
A Button → Button 2 → ネジコンの右上”R”ボタン

D-Pad → DPad 1 → ネジコンの十字キー

一例ですので好みで変更して下さい

ネジコンのアナログボタンをx360controllreのスティックに割り当てる場合の注意点


ネジコンのアナログ4軸の中で、手を離した時に中立になってそこからプラス、マイナス方向に操作出来るのはねじり操作だけです
他のアナログボタンは全て、手を離したら"0"、いっぱいに押し込んだら"255"になります

x360controllerは左右のトリガーだけがネジコンのアナログボタンと同じように"0"から"255”で、スティックは手を離せば中立になります


ネジコンのアナログ軸をx360controllerに割り当てる場合、ねじり以外のどれかのアナログボタンをx360controllerのスティックに割り当てる事になります

この場合に問題になるのが、ネジコンのボタンを押さない状態(0)だとスティックがどちらか一方に倒れた状態になり、半分押したら中立に、全部押し込んだらスティックが反対側に倒れた状態になることです

ゲーム中ずっとアナログボタンを半分だけ押しておくのは難しいので先に説明したDXTweak2を使って
ボタンを離したらスティックが中立、ボタンを押したらスティックが倒れるようにしています

DXTweak2の説明でネジコンのアナログ”Ⅰ”ボタンをリアブレーキに割り当てるためにZ回転の数値を決めましたが
もし違うボタンをスティックに割り当てる時には以上のことに注意して下さい


ネジコンをハンドル型コントローラーとしてゲームに認識させる設定とその他


2列目のタブのAdvancedをクリックします
Device Typeの右のプルダウンメニューからWheelをえらびます
これでゲームからはネジコンがハンドル型コントローラーとして認識され、パッド操作のスティック向け補正をなくして自然なハンドル操作がネジコンのねじり操作で出来るようになります

デッドゾーンは全て0にします
画面中央のAntiDeadZoneの右のプルダウンをDisabledにしても良いでしょう(画像では何も選んでいないので文字がありません)


Force Feedbackタブ
ネジコンにはフォースフィードバック(振動モーター)は無いのでチェックをはずして無効にします


1列目の中央右よりのOptionsタブ
画像を参考に設定してください

画面中央のxinput9_1_0_dllにチェックが入っているのはGP Bikesでx360ceを使うためです
ゲームによっては他のxinput.dllが必要になることがあるのでx360ceが動かなければチェックを入れてみてください

ここにチェックを入れることでx360ce.exeのあるフォルダにxinput1_3.dllなどが作られます
それらのファイルを全部ゲームのexeのあるフォルダに入れる事でx360ceが働きます


全ての設定が終わったらGeneralタブにもどって右下のSAVEをクリックしたあとにウィンドウ右上のXを押してx360ceを終了します


ここまでの設定が終わったらx360ceフォルダに以下のファイルが出来ます

これら全てのファイルを遊びたいゲームのexeファイルのあるフォルダにコピーします

GP Bikes
 core.exeと同じフォルダに入れます


SBK X
 Launcher.exeと同じフォルダに入れます


画像のフォルダの一番下にあるXInputTest.exeはx360ceがうまく働いているかの確認ができるソフトです
古いx360ceでは使ったのですが、現在のバージョンでは無くてもかまいません


以上でx360ceの設定は終わりです

つぎにゲームを起動してゲーム内で設定していきます


 注 ゲームに合わせてx360ceの設定を変更する時はゲームフォルダ内にコピーしたx360ce.exeを起動して行って下さい

GP Bikesを楽しむ "ネジコン編"

piboso氏がつくるバイクゲームGP Bikesをネジコンをつかって楽しく遊んでみましょう


http://www.gp-bikes.com/?page=downloads

からgpbikes-beta2.exeをダウンロードして適当な場所にインストール

インストールできたらGP Bikesフォルダの中のcore.exeをダブルクリックして起動して下さい


ニックネームとコードの入力を求められますが、DEMOをクリックすれば1コース、1車種を時間の制限無くためすことが出来ます

 (注 GP Bikesのサイトで支払いをしてアクティベーションコードをメールで受けとり、メールに書かれているアドレスで好きなニックネームと送られてきたコードを入力すれば製品版になります)

  (vista32bitでテストしています)


画像のようにメニューが開いたらSettingsをクリックして下さい



画面下のinputタブを選び、左上のCalibrationをクリックして
パソコンにつないであるコントローラーの作動範囲をゲームに認識させます


ネジコンのアナログボタン、ねじりコントロールを動かしてキャリブレーションします
終わったらOKをクリックしてキャリブレーションを終えます
 (注 後でメモ帳で数値を書きかえるので適当でかまいません)


inputタブ画面にもどってキーの割り当てをします

ネジコンには4軸のアナログコントロールが割り当てられるので一例として

 Lean - ねじり
 Throttle - Ⅱボタン
 Brake - Lボタン (左肩ボタン)
 Rear Brake - Ⅰボタン

これで4軸を使い切ってしまうので他の項目は設定でゲームに自動で操作させるようにします

Direct Lean
Enableにチェック(X)をいれます
 これでネジコンのねじり操作に対して車体が素直に反応するようになります

画面右のAdvancedでは各操作に対してこまかく設定が出来ます
ブレーキが自分の感覚より効きすぎる場合などはDead zoneの数値を増やすことで効き具合を調節出来ます


Add. inputタブをクリックしてその他のキー割り当てをします

 Shift Up - 十字キーの右
 Shift Down - 十字キーの上
 Reset - Bボタン
 Change View - STARTボタン
 Look Back - R (右肩のボタン)
 Low Speed - L (キーボードのL)

ネジコンにはボタンが少ないのでキーボードや他のコントローラーを併用して対処します


Graphicsタブ、Miscタブでは解像度や画質、音量等の設定が出来ます
お手持ちの環境に合わせて設定してください
画面左下のUser InterfaceのSkip Introにチェック(x)を入れるとゲームを起動した時の動画を再生しないようにできます


Simulationタブをひらきます
Cockpit View

 Field of Viewで画面の横方向の見える範囲を設定します
 TiltでFPS(一人称)視点の時にどれだけ地面が傾いて見えるかを設定します

 Pitchで目線の高さ=画面内の地面の高さを設定します

  各項目は実際に走ってみて好みの数値をみつけてください

Riding Aids

 以下の項目にチェックを入れて下さい

Shift Help クラッチを使わなくてもシフトチェンジが出来ます
Automatic Clutch クラッチ操作をゲームにまかせます
Automatic Rider F/B Lean ライダーの前後荷重を自動に
Automatic Rider L/R Lean ライダーの左右荷重を自動に
Show Best Line デモで走れるフィリップアイランドは目標物が少ないのでラインを表示すると走りやすくなります


設定が終わったら画面右下のDoneをクリックしてメニューにもどります


ここまで設定をすませたらExitをクリックしていったんゲームを終了させてください


GP Bikesとネジコンの組み合わせで起きるキャリブレーションの不具合と対処法

ネジコンを使ってゲームをする時に気になる

 ねじり操作の範囲を狭くしてハンドル操作をクイックにしたい
 ボタンを最後まで押し込まなくても全開になるようにしたい

以上の2点の対処をします


 追記 ネジコンをx360controllerに見せかけるx360ceを使うことでキャリブレーションの不具合を回避できます
 くわしくは
ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その1 "準備編"
以降を参照して下さい



 (注 GP Bikesではキャリブレーションを終えてinputタブに戻った状態でネジコンのアナログボタンを操作すると
  キャリブレーションの値が上書きされますので注意して下さい)

※ calib.txtを右クリックしてプロパティーを選択
※ 全般タブの下のほうにある読み取り専用にチェックを入れて
※ 適用、OKをクリックして閉じて読み取り専用にすればキャリブレート値がゲームによって書き換えられなくなります


ゲームをインストールして起動すると

 C:\Users\ユーザーネーム\My Documents\PiBoSo\GP Bikes\profiles\unnamedProfile
フォルダが作られます
その中にあるcalib.txtをメモ帳でひらきます

お使いのコントローラーによって名称が違うと思いますが
以下のような項目があります

 (注 どの数値がどのキーに関連するのかは環境によって違うかもしれません キャリブレーション画面で操作したキーと数値をおぼえておいて、ファイルの数値とくらべて確認してください)

{
4Axes 12Key GamePad
4
0
0
0
200
1
0
0
255
2
128
80
176
5
0
0
255
}

それぞれの数値は、アナログボタンが押されていない状態と、いっぱいに押された状態を表しています
この数値を書きかえることでネジコンで操作しやすくします

ネジコンのアナログ"Ⅱ"ボタンにアクセルを割り当てましたが、ネジコンのアナログボタンは最後まで押し込むことが難しいので、数値を255から200に書きかえて8割ほど押し込めばアクセルが全開になるようにします

Lボタンは最後まで押し込めるので数値はそのままの255です
割り当てはフロントブレーキです

アナログ"Ⅰ"ボタンにはリアブレーキを割り当てましたが、リアブレーキは浅く押すだけなので数値はそのままの255です


128
80
176

この部分が"ねじり"のキャリブレーション値です
上がねじりのセンター位置の数値
真ん中が左にひねった位置、下が右にひねった位置の数値です

128 = センターの位置
80 = 左にどれだけひねると曲がるか
 数値を小さくする→大きくひねらない曲がらない
 数値を大きくする→少しひねると曲がる
176 = 右にどれだけひねると曲がるか
 数値を小さくする→少しひねると曲がる
 数値を大きくする→大きくひねらないと曲がらない

    80     128     176
← 左へ    センター    右へ →


数値を書きかえて自分の感覚に合うところをさがしてください
数値を変える時はセンターの数値から同じだけ左右の数値をはなさないと、左右にひねった時の曲がり方が変わってしまうので注意してください
80 128 176 この場合はそれぞれ48ずつ離れていることになります

書き換えが終わったらメモ帳を保存して終了してください

 注 繰り返しになりますが、GP Bikesではキャリブレーションを終えてinputタブに戻った状態でネジコンのアナログボタンを大きく操作するとキャリブレーションの値が上書きされますので注意して下さい。ゲームに上書きされてしまった時はcalib.txtを再度書きかえてください

※ calib.txtを右クリックしてプロパティーを選択
※ 全般タブの下のほうにある読み取り専用にチェックを入れて
※ 適用、OKをクリックして閉じて読み取り専用にすればキャリブレート値がゲームによって書き換えられなくなります


それではゲームを起動して走ってみましょう


Testingをクリックしてコースとバイク選択画面へ行きます


デモで選べるTrack Victoria Circuitはフィリップアイランドです

画面左のSettingsタブをえらんでWeatherの下、Realisticのチェックをはずして天候を任意で選べるようにします

画面下のBikeタブをクリックするとバイク選択画面へ行きます
デモではGP125(2ストローク125cc)のみ選べます
右下のStartをクリックしてピットへ向かいます


画面左のタブでコースの情報やラップタイムが確認できます
画面下のタブでゲーム自体のセッティング、リプレイ、車体のセッティングができます

車体のセッティング画面
この画面でタイヤ温度、減り具合が確認できます
とりあえずデフォルトセッティングで走り込んでみてください
右下のDoneで先ほどの画面にもどります

右下のTo Trackをクリックしてコースに出てみましょう

ピット内でのライダー視点

ライダー視点その2

後方からの視点(TPSタイプ)

それではライダー視点で走り出してみましょう


このゲームのシフトチェンジは実物のオートバイのように1ダウン5アップ方式ですので、1速に入れるためにはN(ニュートラル)からひとつ落として1速にいれます

 1 N 2 3 4 5 6 このようにギアがならんでいます

ひとつシフトダウンして1速に入れたらアクセルを少し開けて、車体を少しだけ傾けてゆっくりと惰性でピットローへ出ます
いきなりアクセルを大きく開けたり、車体を傾けるとすぐに転倒してしまいます
低速でのコントロールは難しいので、最初のうちはLow Speedに割り当てたキー(デフォルトだとL,K)を押して
足で地面を蹴ってゆっくり進むと良いでしょう

ピットロードを少し進んでコンクリートウォールが終わったらパイロンのあいだを抜けてコースに出られます

どうすれば転ばずに走れるのか?


このゲームはバイク・シミュレーションを標榜しているだけあって挙動がとてもリアルなのですが、難易度もとても高くなっています
初めのうちは何度も転倒するでしょうが、こつをつかめば楽しく気持ちよく走れるようになります

○ 急な操作はしない でもメリハリをつける
   ブレーキ、アクセルをドンと操作すると転倒につながります
   ゆっくりジワッと操作してください
○ コースをおぼえる
   なるべく遠くを見てつぎの操作にそなえられるようにしてください

ゲームならではのコツとしては
 ピットから出た周はタイヤが冷えているので無理しないでください
 左右どちらかに少しだけ車体を傾けるとフラフラするのを押さえられます
 転倒した時はリプレイを見て、コースアウトしていないか、前輪が浮いり、曲がりたい方向と逆に向いていないか等を確認してください

転倒した時はResetに割り当てたキーを押せばコース上に復帰できます

Escキーを押すとメニューが表示されます
 Continue     つづける
 Return To Pit  ピットに戻る
 Replay      リプレイを見る
 Settings     ゲームのセッティング画面へ

 ピットからゲームメニューへもどるには左下のBackをクリック

Testをやめるか確認されるのでYESをクリック

GP Bikesを終了するにはExitをクリック

終了するか確認されるのでYESをクリックしてゲーム終了
これでゲームを終えることができました


まとめ


はじめて自転車に乗った時にはどうすればいいのか解らずに苦労されたのではないでしょうか
このゲームも同じようにコツがつかめるまでは何度も何度も転倒すると思います

頭のなかのイメージと画面上の車体の動きが操作する手をかいして重なった時に、とても気持ちよく走れるようになります

リプレイを見たりコントローラーの設定を調整することで必ず楽しい瞬間がおとずれます




おまけ


GP Bikesの公式フォーラムでは色々なMODやプラグイン、設定が紹介されています
http://forums.piboso.com/

 (注 支払い後にアクティベートして製品版にすると他の車種やMOD、スキンなどが選べるようになります)

Varese V594(カジバGP500)にMODのロッシのスキンを選択しています

プラグインを入れるとHUD(情報の表示)が出来るようになります
 (注 プラグインはDemoでも使えます)


この他にも Ducati 996R, Ducati GP8 (MotoGPマシン),Honda CBR1000RRなどの車両MODもあります

コースも30以上ありますのでフォーラムで確認してみてください





ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その2 "DXTweak2 作業編"

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その2 "DXTweak2 作業編"




 注  OSによっては最新バージョンでは設定が保存されずに固まる事があります、その場合はバージョン4.30.229.0を探してダウンロードしてください
  リンク先のページ中央、緑の部分のDownload file : から入手できます
  http://www.avsimrus.com/f/misc-24/dx-tweak-2-v4-30-229-1506.html?action=download&hl=



DXTweak2の設定


DXTweak2.exe (4.30.229)を起動します


左上のPolled deviceにコンバーターの名前が表示されます
Nextを押し表示されるコントローラー名を切りかえて、ネジコンの操作に反応する物を選んで下さい

左下のMy Tweaksにてきとうな名前を書きこみSaveを押して設定を保存して下さい
全ての作業が終わったらもう一度Saveしてください

右上のタブで各アナログ軸を選び、Calibrationに数値をかきこんだらSaveを押して、左の横長のバーでネジコンの入力と出力を確認しながら作業します

 注 PC環境やコンバーターによってネジコンのアナログボタンと軸の割り当てが変わるかもしれません、確認しながら進めて下さい


Y軸 (アナログ L ボタン(左上)をフロントブレーキに割り当てる予定)

 デフォルトのまま


X軸 (アナログ Ⅱ ボタン アクセルに割り当てる予定)

 Min "0"  Cen "110"  Max "215"

 Maxの数値を255から215にすることでアナログボタンを最後まで押し込まなくてもアクセルが全開になるようにします


Z軸 (ネジリ操作 ステアリング(ハンドル)に割り当てる予定)

 Min "80"  Cen "128"  Max "176"

 MinとMaxの数値を近づけることでネジコンを60°ほどねじるとステアリングがいっぱいまで切れるようにしています

Min,Maxの数値を変えることでネジコンをどれくらいねじればゲーム内でどれくらいハンドルが切れるかを変えられます
MinとMaxをCenから同じ数値だけ離してください

 Minを小さく、Maxを大きくする→ネジコンを大きくねじると曲がる

 Minを大きく、Maxを小さくする→ネジコンを少しねじるだけで曲がる


数値を書きかえて自分の感覚に合うところをさがしてください





Z回転 (アナログ Ⅰ ボタン リアブレーキに割り当てる予定)

 Min "-125"  Cen "0"  Max "150"

 Minをマイナスにすることで、ネジコンのボタンをx360controllerのスティックに見せかけた時に、”ボタンを離すとスティックが中立、ボタンを押すとスティックを倒す操作”に割り当てられるようになります


グラフの横軸Rawがコントローラーからの入力値
縦軸DirectInputがDXTweak2を経由してゲームにわたされる数値です

ボタンを離した状態"Raw 0" のときに DirectInput が50%になっているので、"ボタンを押していない=スティックが中立"となります
Cenが"0"であれば良いのでMin,Maxはゲームや操作感に合わせて変えてください
Max150だとボタンを255のうち150押し込んだらスティックを全部倒したことになります
SBK Xではリアブレーキの効きが甘いのですこしの操作で強く効くようにこの数値にしています


Calibrationの数値を書きかえたら左下のSaveボタンを押してください
Saveしないと設定が反映されません



このグラフで、コントローラーからの入力とDXTweak2からの出力の関係が確認できます

赤い下向きの三角 Raw がコントローラーからの入力
黒の上向きの三角 DirectInput がDXTweak2からゲームにわたされる出力です

Calibrationに書きこんだ数値によって入力と出力に違いが出来ることが確認できます

Y軸はデフォルトのままなので上下の矢印が同じ場所にあります
X軸はボタン Ⅱ を8割ほど押し込んだら全開になるように
Z軸はネジコンを60°ほどねじるといっぱいまでハンドルを切ったことに
Z回転はボタン Ⅰ を離したらスティックが中立に、押し込んだら倒れるように


 以上でDXTweak2の設定がおわりました


一例としてネジコンのボタンをアクセルやブレーキに割り当てましたが、慣れた操作や好みで割り当てが変わってくるかと思います

説明すると複雑なようですが、ネジコンをさわりながら何度かDXTweak2とx360ceの設定をくりかえせば、何がどう作用するのか解ってくるかと思います


ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その1 "準備編"

ネジコンをx360 controllerとしてPCに認識させてゲームを遊ぶ方法 その1 "準備編" 


ネジコンを使ってPCゲームを遊ぶ方法を説明します


用意する物


 ☆ ネジコン
 ☆ ネジコンをPCにつなぐコンバーター
 ☆ PCゲームソフトの無料デモ
 ☆ "x360ce" ネジコンをX360 controllerと認識させるためのソフト
 ☆ "DXTeak2" ネジコンのアナログ入力を調整するソフト


ネジコン (neGcon) 中古 1000円~
 namcoから発売されていたPlayStation1用コントローラー
 (現在は中古品か店ざらし品しか手に入りません)

ネジコンの端子をUSBに変換してPCにつなげられるようにするコンバーター
 (PS1用コントローラーをUSBに変換する製品が使えますが、製品によってはネジコンの4軸アナログが3軸しか認識されない物もあるので、購入前にユーザーの評価などを参考にして確認してください
 "サンワサプライ USBゲームパッドコンバータ JY-PSUAD11"
 こちらの製品が4軸アナログコントローラーとして使えましたが環境によっては違う結果になるかもしれません)


PCゲーム

 ワールドスーパーバイクをテーマにしたバイクゲーム
  SBK X (無料デモ)

 Moto GPをテーマにしたバイクゲーム
  GP Bikes (Beta3 無料でも制限付きでプレイ可能)


 GP Bikesのフォーラムから”xinput.dli”を入手します
  (GP Bikesでxinputコントローラーが使えるようになるプラグイン)



DirectInput (ダイレクトインプット)で出力するコントローラーをゲームに対してXInputに見せかけるソフト

 x360ce
  http://code.google.com/p/x360ce/
   バージョンはどれでもかまいません PC環境に合わせて動作する物を選んでください

  DownloadタブをクリックしてSearchの右のプルダウンメニューから"Featured downloads"をえらんでさらに右にあるSearchボタンをクリックすれば過去のバージョンを選んでダウンロードできます


アナログ入力を調整するソフト

 DXTweak2
  OSによっては最新バージョンでは設定が保存されずに固まる事があります、その場合はバージョン4.30.229.0を探してダウンロードしてください

  リンク先のページ中央、緑の部分のDownload file : から入手できます
  http://www.avsimrus.com/f/misc-24/dx-tweak-2-v4-30-229-1506.html?action=download&hl=


ネジコンをPCにつなぐ

ネジコンとコンバーターをつなぎ、PCのUSBポートにさして下さい
OSでのゲームパッド設定を行って下さい


ゲームをインストールする

SBK X、GP Bikes、お好きな物をインストールしてください


x360ceとDXTweak2をわかりやすい場所に置く

x360ceは設定が終わったらゲームのフォルダに移動します
DXTwak2はどこに置いてもかまいません




その2 "DXTweak2 作業編"
へ続く